ステッドラーのシャープペン

 ということで、最近のお気に入り一個目。
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 政治献金

 イジメ。

 核兵器


 この世の中はいらないものであふれてると思うのですが、私がいらないと思うのはアレなんです。


 シャープペンのゴム。


 いやいや。それは必要だろうって?
 わかります。それはそれは、私も小さい頃はゴムに憧れたものでした。


 私も小さい頃はドクターグリップの肉厚なゴムに魅せられたクチでして。友達の持っているドクターグリップのグラマラスなボディには、それはそれはヨダレを垂らしたモノです。文房具屋の窓硝子越しに輝くドクターグリップにも、ちょっとヨダレを垂らしたモノです。
 そんな私も中学生になる頃には、お小遣いで一つ財を築いたのをいいことに、カネにものを言わせ購入。ほれワシはいいものを使っておるぞ、違いのわかるオトナやぞ、と、これみよがしに使っておりました。ゴムやぞ!本物のゴムやぞと!
 なぜかキィホルダーをつける穴のあいているそのシャープペンに、小さなキィホルダーをつけてブンブン振り回しながら、それは一丁前を気取ったモノでした。


 しかし、オトナになった今、思うのです。


 ゴム・・・なんか汚れつかね?
 たまにベタベタして気分わるくね?
 というか・・・


 ・・・なくても別に疲れなくね?


 むしろドクターグリップとか重たくて疲れるのよな。アレ。で、このステッドラーのシャープペンです。何が良いって、このご時世にゴム無しなのです。完全に生なのです。素晴らしいね。
 昔ながらの堅実な製図用シャープペンのカタチを踏襲してるので、重たくもなく、軽くもなく、シンプルな持ち心地。やっぱこれでいいよね。ゴムいらんよ。
 上で売ってる奴のライムグリーンを買ったのですが、硬派すぎず、からといって100円シャープペンにありがちな透明ボディでもないのでチープなことはなく、お値段300円程度で、適度に楽しいオフィスタイムを演出してくれます。


 なんか勉強なり仕事なり、この冬新しくはじめる人は是非是非。生シャープペンはいいぞ。ちょっとした贅沢感でちょっと仕事が楽しくなるよ。