小室哲哉の逮捕やら、oasisの解散(?)やら。今年は90年代に活躍しきった人が自分たちの活躍時代の功罪を語ったりして、まるで90年代から引きずっていた惰性に、幕を下ろすようなことが多かった。気もするのですが。
 もう90年代って新しいようで気付いたら20年前のことで。冷静に考えると、それって、まだ幕が下りてなかったのかよ、と言えるくらい古いものだったりするのよね。もちろんoasisや小室さんは才能のある人だし、過去の人としてディスるわけじゃないけど。でもね。そうよね。
 で、同様に、僕たちがミュージックマシーンbounce.com、もちろん三飯さんやいしいさんやらにお世話になりながら、夢中で追いかけた00年代の音楽も、過去10年期の音楽になろうとしているわけです。00年とか01年はもう10年前のものになるわけです。実感ないッスよね。ほんと。


 今回ブログをリセットして、敢えてなんか書こうと思った一番の理由は、その辺にあったりします。00年から09年は、私が間違いなく一番音楽を聴いて、音楽を考えて、音楽に色々つぎ込んだ10年間やったと思います。せっかくだしちょっと振り返ってみたいなー、と。
 「朝から瓦版に目を通す山田マン」から「LOVEずっきゅん」まで、この10年は本当に混沌としてたし、だからこそ面白かった、と思うのよね。そんなこんなを振り返ってみたい。
 ランダムにちょこちょこ象徴的だったCDを抜粋してレビューしてみたり、そういうのを今年終わりから来年頭くらいでできたら、と思っていたりいなかったり。


 他にも日々の泡を、徒然なるままに書いていくとは思うのですが、一応そんなことも頭の端っこで考えてますよ、ということで。書いておきたかったので書いたった。よしなに。